幼なじみは弱虫boy!?
「凛香ちゃんかーえろ♪」

『ちょっと待って』


あたしは急いで準備をして颯真のところにいった


『ねぇ颯真?』

「どうしたの?」

『駅前に新しくクレープ屋さんが出来たんだけど、食べに行かない?』

「いいよ!」

『よっしゃ!!』


嬉しいな~♪


きっと美味しいんだろうな~!



そして歩くこと10分……



『うわ……』

「混んでるね~」

『……颯真…やっぱり「俺並んでくるから凛香ちゃんあそこのベンチで座って待っててよ」


えっ?


『颯真…』

「ん?」

『並ぶの?』

「そうだよ?」

『でも……50mくらいの列だよ?しんどいよ!』

「でも食べたいんでしょ?」

『そうだけど……』

「じゃあ待ってて」

『それならあたしも一緒に並ぶ!!』

「でも凛香ちゃん並ぶの嫌いでしょ?」

『うっ……』


確かにあたしは並ぶのが嫌い


だってめんどくさいじゃん?


でも颯真は並んでくれようとしてるのにあたしだけ待ってるなんて……


あたしがうーんと悩んでいると颯真はクスッと笑って


「待っててよ。ね?」


そう言うとあたしの頭をポンポンして並びに行ってしまった


『行っちゃった……』


颯真…


ありがとう













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