チョコよりも甘く

妊娠告白

甘い香りに誘われ、紗姫は目を覚ました。


今日はバレンタインデー



隣に龍斗はいない。






リビングへ降りていくと、龍斗がキッチンに立っていた。





「はよ。」


「おはよお…」





甘い香りの正体はホットケーキだった。



でも、龍斗は家事ができないはず…







「どうしちゃったの?急に…」

「これぐらい俺にも出来るよ」



そう言って龍斗は空中でホットケーキをひっくり返した。




「って言うのは嘘で、ホントは昨日、お前がいない間に練習した…//」





あまりにも可愛くて、紗姫は龍斗の頭を撫でた。




「頑張ったね!」



「や、やめろよっ//」



龍斗は顔を赤くし、黙り込んだ。




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