なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】
日本に帰ってきているのは知っているけれど、いまだうちに戻ってきていない。
メールも電話もくれるけど、今バタバタしているから落ち着いたらゆっくり時間取れる、だからそれまで待って。と言われ、
そっか、忙しいなら仕方ないよねっと素直に受けとめて、それに甘える私がいて、
だから......
「あの、私でよかったら話とか、聞きます」
聞くくらいしかできないと思うけれど、私に言って悩みやもやもやが半減するならなんだって聞けるよって言ったら、
電話越しに笑ってて、それはいつもの優しい笑いかたで、逆に私の方が力を貰っていて、安心させてもらっていた。
だから、気付かなかった。
気づこうともしなかった。
浅はかに考えて、きっと大丈夫だって根拠のない思い込みをしてた。
萩原さんは普通に私のことを好きでいてくれてると思う。
でも私はまだ少し引け目を感じていて、まっすぐにぶつかっていけないし、この期に及んでまだ本当にこれでいいのかなって思ってる面倒くさい私もいた。