溺愛系と天然系が恋しました!

お母様のしてくれた話に、あたしは温かな気持ちを抱いた。
だから、素直に言葉として出てきたんだ…。


「きーち先輩は、本当にあたしの事を大事にしてくれているんです。その原点というか…家族との話を聞けたり、お会いする事が出来て本当に楽しかったです。」


「そう?良かったわ。」


あたしの言葉に、お母様はハンドルを握りながら、微笑んで見せた。

その笑顔を目にした瞬間、
あぁ、きっとこれが母親の愛情が含まれた微笑みなんだろうな…と、更に心が温まった気がした。

あたしの家族の話をしたら、驚いてしてみせたり、それを楽しんで聞いてくれたりしていた。
否定せず、笑って聞いてくれているお母様に不思議な親近感を覚える。

きーち先輩のご家族も少し、変わっているけれど、きっとあたしの家族もお母様達からしたら変わった家族なんだろう。

否定せず、受け入れ姿勢のお母様に、
あたしは【深い愛】を感じたんだ…。


あたしの好きになった人の家族が、
こんなにも温かな人達で、良かった…。
と、心底思ったあたしであった。



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