【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~
『........ん!じゃ、早く行こ!』
そう言って鞄を持ち、席を立った。
『............あ、でもあたしちょっと用事出来た........。昇降口で待ってて?』
『え?すぐ終わるならここで待ってるよ??』
暇だしね??
『いやっ!雫いたらダメなの!!黙って昇降口いなさい!』
なぜかムキになる伶香。
訳わかんないけど、従うしかないよね。
怖いから(笑)
『じゃあ、昇降口でね........?』
あたしは伶香を置いて昇降口へと向かった。