溺愛協奏曲
「若・・・茜さんは大丈夫ですか?」
「ああ、心配ない今はだいぶ落ちついてぐっすり眠ってるよ」
蓮と二人ソファに座ると正面に座る茜ちゃんのお兄さんの冷ややかな顔
蓮とあたしを睨みつけたまま視線をはずさない
張りつめたような空気のリビングに茜ちゃんのお兄さん、龍斗さんの声が響いた
「蓮、どういうことだ?最近は発作もなくて落ち着いてたのに・・・・
おまえ・・・茜に何かしたのか?あ!」
「なにもしてねえ!今日はたまたま莉子が俺ん家に越して来る日だったから
莉子と友達である茜が付いてきただけでなんかあるわけねえだろ
発作が起きたのは偶然だ」
「ったく・・・」
舌打ちをすると目の前にある麦茶を飲みほすと
グラスが壊れるんじゃないかと思うほどの力でテーブルにグラスを置いた
「だから転校すんのは反対だったんだ、軽井沢にいればいいものを・・・」
「龍斗さん、物にあたらないでください」
「親父はいま仕事で大阪に行って留守だし、おふくろはまだ軽井沢だ
俺は親父が居ない間、組のことも色々あって茜のことまで手が回らねえ
くそっ・・・こんなんじゃ軽井沢のおふくろんところに「龍斗さん、
ちょっと提案なんですが・・・」
城崎さんの低い声がリビングに響きわたった
「ああ、心配ない今はだいぶ落ちついてぐっすり眠ってるよ」
蓮と二人ソファに座ると正面に座る茜ちゃんのお兄さんの冷ややかな顔
蓮とあたしを睨みつけたまま視線をはずさない
張りつめたような空気のリビングに茜ちゃんのお兄さん、龍斗さんの声が響いた
「蓮、どういうことだ?最近は発作もなくて落ち着いてたのに・・・・
おまえ・・・茜に何かしたのか?あ!」
「なにもしてねえ!今日はたまたま莉子が俺ん家に越して来る日だったから
莉子と友達である茜が付いてきただけでなんかあるわけねえだろ
発作が起きたのは偶然だ」
「ったく・・・」
舌打ちをすると目の前にある麦茶を飲みほすと
グラスが壊れるんじゃないかと思うほどの力でテーブルにグラスを置いた
「だから転校すんのは反対だったんだ、軽井沢にいればいいものを・・・」
「龍斗さん、物にあたらないでください」
「親父はいま仕事で大阪に行って留守だし、おふくろはまだ軽井沢だ
俺は親父が居ない間、組のことも色々あって茜のことまで手が回らねえ
くそっ・・・こんなんじゃ軽井沢のおふくろんところに「龍斗さん、
ちょっと提案なんですが・・・」
城崎さんの低い声がリビングに響きわたった