溺愛協奏曲
「今日は歩きだ!たまには歩いて登校もいいだろ・・・さあ行くぞ」



「・・・・うん」




あたしが頷くと蓮は自然に手を繋いできた



お互いの指と指を絡ませる




これ・・・・恋人繋ぎってやつだよね?



隣を歩く蓮を見上げるとにっこりと微笑む



それだけで自分の頬が蒸気するのがわかった



「こうやって歩きながら登校ってのもいいんじゃねえかなって思って歩いて来たんだけど


やっぱりいいな・・・・手を繋いで莉子と歩いてると同じ景色も違って見えるような



気がする・・・」




「蓮・・・・・」




ちょっとクサい台詞も蓮が言うと違って聞こえるのは惚れた弱み・・・・なのかな?



そんなことを思っていつもの通学路を歩く




あたしは蓮の手をぎゅっと握りしめた





心地よい風が吹く中、二人で歩いていると急に目の前に車が止まる



それはあっという間の出来事で、蓮は咄嗟にあたしを自分の背中に隠すように庇う



あたしは蓮の広い背中に隠れるようにしながら中から出てくる人物を見つめた






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