溺愛協奏曲
しばらく歩くと遊園地の看板が見えてきた




蓮の歩くのが早いのか、足が長いからなのか気が付いた時には遊園地の中




ひゃ~遊園地だ~




ってか、誰もいない遊園地ってちょっと淋しいかも・・・・




従業員の人だけで貸切なんて・・・・後にも先にもこれが最後だろうな




「蓮!どれに乗る?決めてたりするの?」




「ああ、観覧車に乗るぞ!莉子は高いところ平気か?」





「特別大好きって訳でもないけど大丈夫だよ」




「じゃあ決まりだな、ここの観覧車はあることが有名なんだそうだ


さっき運転手が教えてくれたからこれだけはどうしても乗りたかったんだ」



蓮はそう言い放つとあたしをおんぶしたまま観覧車に向かった



いつものあたしなら降ろして~なんて叫ぶとこだけど従業員の人しかいないから



このまま蓮におんぶされたまま・・・・




蓮の暖かい背中に頬を寄せて観覧車への道を急いだ
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