秘蜜の秘め事
エレベーターに乗って、住んでいる部屋がある5階のボタンを押した。

チーン

エレベーターが5階についた。

エレベーターから降りると、
「…あれ?」

わたしは声をあげた。

わたしが住んでいる部屋は507号室だ。

その隣の508号室に引っ越し業者が出入りしている。

へえ、隣か。

どんな人がきたんだろう?

あいさつがてら、少し覗いて見よう♪

と思ったその時、
「まさか引っ越しの手伝いをされるとは思いもしませんでしたよ」

508号室から出てきたのは、眼鏡をかけたスーツ姿の男だった。
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