秘蜜の秘め事
もちろん、最初はわたしも戸惑った。

初めて読んだ古沢作品がデビュー作だったから、その後の作品のギャップに戸惑った。

だけど、それも古沢作品の魅力だと思って受け止めた。

物語のネタや登場人物の引き出しの多さ。

ドロドロの愛憎劇から爽やかな純愛まで書ける筆の広さ。

全部古沢作品の魅力だと思っている。

古沢さんは笑って、
「ありがとう、梨衣ちゃん」

お礼を言った。

「こんな近くにファンがいてくれて、僕は嬉しいよ。

さて、物語のイメージが膨らんできたぞー」

古沢さんは腕を上にあげて伸びをした後、机に向かった。
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