WITH



「蜜華から“妊娠したから別れて”とでも言われたんだ?」


「だったら、何……?」


「ふーん……、そういうことか。
話あるから、披露宴終わったら時間作って?」



一人で納得して、私の返事も聞かないままにフイッとどこかへ行ってしまった廉に、私は大きく溜め息を吐き出していた。



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