WITH
世間も道徳や今までの負い目も……
何も気にしなくていいのならば、それが私の正直な気持ち。
廉とずっと一緒にいられることや愛し愛される日々が……、ずっと私の欲しかったものだから。
「それは、俺のトコに戻ってくる気になったっていう解釈で、問題無し?」
未だ無表情な廉に、恐る恐るコクリと頷いた瞬間、勢いよく廉に引き寄せられて。
私は、廉の腕の中に納まっていた―――
「れ、廉……!?
呆れてたんじゃ、ないの……?」
「いや、別に呆れてないけど?」
「……じゃあ、怒ってた?」
「いや?」
満面の笑みで私を見下ろしながら、私の言葉を否定してばかりの廉に……私は首を傾げるばかり。