隣の女
「ねー、ほんとごめんって!」

さっきから俺、ずっと謝ってんのに琉希亜はかんかんに怒っている。

「もういいっていってるだろ?」

まぁ、いつものことなんだけど。

「ところで俺達っておんなじクラスなの?」

俺が訪ねる。

「おう。さっき、見てきたんだ。」

やっぱり、琉希亜はしっかりしている。
さすがA型なだけある!

「よかったーー。これからもよろしくぅ!」
そういって拳を当てあった。

「てか、教室に先生いたらどうするよ?」

「え?普通に入ればいいんじゃね?」

琉希亜に聞かれた質問に対して俺が答えた。

「あほ??俺はお前を盾にする!」

「はぁあ?」

そう言ったら琉希亜が怖い顔をした。

「はぁぃ…。どうぞ、俺をどんなふうにでも使ってください。」
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