傘から始まる恋


まぁ結局、
下校中のほかの生徒の冷やかしに
優ちゃんは我慢できなくなって
すぐやめちゃって
相合い傘は一瞬だったけど…


嬉しかった…♪


そのあとは2人同じ傘さして
他愛のない話しをしながら
帰っていったとさ…


――――――



「やぁ~よかったね~
なんかさっ付き合ってるみたい!」

「ぐふふふぅ~でっしょ~??」

「…きもっ」



今亜里沙に電話して今日のことを
報告したんだぁ♪


だけど不安なことが
一つあるんだ…。


「嬉しいよ???嬉しいけどね??
けど…実際付き合ってないし…
連絡先も知らないし…
遊ばれてるのかなって…

正直思っちゃうんだ。」



だってそうでしょ??



「そうだよね。不安だよね…
でもね??遊びって決めつけたら
私はだめだと思うよ。

今の関係続けてさ、
お互いがお互いを理解して
それで美帆がまだ好き!って
言えたら…告ればいいのよっ」



そうかも…決めつけたらだめだね。
私…頑張ろ!!!


まずは連絡先だね♪


「うんっ…亜里沙ありがとう!」


次優ちゃんに会えるのは
…雨の日の朝か。


よっし…
雨こぉぉい!!!!!

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