先輩と私と。
そのうちに先生が来る。




内容は来年の新入生歓迎会について。




学年の発表時間とか、




発表内容とかを、





学級委員会におろして、




さらに学級に下ろして話し合わせて、




来週までに持ってこい、と言われる。





それだけで、今回は終わり。




みんながぞろぞろと帰っていく。




「あ、石上!!あった!!」





ヤマキからそういわれれば、





何のことか、分かる。





「ホント?あったぁ!!!」





机の中に隠された、私宛の手紙。






もちろん、零からの。







「あれ?封筒ちがくね?」





「ホントだ!!!うれしー」




みんなの青い封筒じゃなくて、




チェック柄のちょっと可愛い封筒。





「ありがと!!」




授業ももう少しで始まりそうだったから、





急いでお礼を言って、教室に走る。





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