I love you~最初で最後の恋~




問題も解決し、平和な日々が続いた。



村上は増井達のグループと仲良く過ごしている。



あぁ言っても結構良い所はある。



それは俺も沢野先生もよく分かってるからアイツは未だ退学せずに学校に通っているのかもしれない。



「信じらんない!私達の事そんな風に思ってたの!?」



ある日の清掃中、本間の声が教室に響き渡った。



なんだ?



「別に」



また増井か・・・・・・・・



「何ソレ。私達の事友達にすら思っててくれてなかったの?」



「友達ってそんなに必要?」



2人を止めようと動こうとしたら、増井の質問の方が早かった。



え________



だって今まで5人で仲良くしてたじゃんか。



5人で笑い合って________






あ・・・・・・・・・・



何時も、増井だけ笑ってなかった。



口元が緩む時はあっても、笑顔になってる所は見たことがない。
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