I love you~最初で最後の恋~




「あんた、聖百合高校の生徒でしょ。ココに居るってことはサボり?」



聖百合(せいゆり)高校。



昔は女子高だったらしい。



「・・・・・・・・・・」



「そんな目でみないでよ、私怪しい者じゃないし」



馴れ馴れしく話しかけてくる時点で十分怪しいけど。



「まだ昼にもなってないのに堂々とサボりとはいい度胸じゃん。あ、もしかして遅刻?」



ニヤニヤと笑っている女の人。



その女の人を無視して家に向かって歩き始めた。



「ちょっと!」


「何?」



足を一度止め、また振り返る。



「なんか気に障った?だったらごめん」



急に何?



「私、高校時代の青春無いから羨ましくって」



さっきとは違う悲しい笑みを見せた。



「私、中卒なの」



中卒・・・・・・



「私は、そっちの方が羨ましいかも」



学校という縛りがなく自由に生きられる。



「ははっ!あんた気に入った、家においでよ」



は・・・・・・・・?
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