♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
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───……
無事に理科のテストは終わり、
今日はなんと、そのテスト達が返ってきた。
「で?どうだったわけ?」
ブラックコーヒーを飲みながら、有紗はそう尋ねる。
「やべー…俺まで緊張してきた……」
と、頬杖をつきながら勇也。
「んー………」
私はオレンジジュースをちゅーっと吸い上げると自分の鞄をあさった。
………そうです。
今はいつものカフェに3人でいるのであります!
理由はもちろん、テスト結果 報告会。
「えっと……、テスト結果を報告します。」
私は、真剣な顔でそう言った。
まずトップバッターは……
「数学、67点」
「「うん。」」
まぁ、その微妙な反応はいいでしょう。
「国語、81点」
「いい方じゃね?」
「私も、そう思う」
国語はいい反応ですね。
「英語、60点」
「「え……」」
うん。私も、平均80点なんて、無理だって思ったもん。
けどね……
「社会………、100点っ!!!!」
「すげー…」
「やっぱり、社会だけは譲らないのね」
ふふっ……♪
私は社会の神様だから~✩
「───って、ちょっと待って?今の時点で308点だよね?」
「それって………、理科で92点は取らないと平均80点は無理って事だよな?」
──さすがは学年1、2の天才。
計算が早い。
私はそんな事を考えていたけど、二人の頭には違う考えがよぎる。
ー《この前の理科は 4点 だったよな?》
ー《いくら頑張ったからって、92点も取れるの?》
そう考え、2人は最悪のケースを覚悟した。
そんな中、私は口を開く。
「理科は……………」