Worlds end
第13章 張り詰めた空気
許可を貰ってからの日々は、
スタジオに入り浸り、
練習、練習、練習の毎日だった。


文化祭では機材搬入・撤収を含めて、
30分の時間を貰っていて、
演奏は4曲する事にした。

それぞれが好きな曲を一曲ずつ持ち寄り、
残りは一曲は、
3人ミンナが好きな曲をする事にした。


練習も佳境に迫った、ある日。

ミオは、練習中に叫んだ。

「あァ゙〜!!!!
ちょっとストップ、ストップ!!!!」

モモと僕は演奏を止める。


スタジオに張り詰めた空気が漂った。
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