Worlds end
第15章 worlds end
「worlds end??
直訳で、世界の…終わり??
ねぇえユゥ!!ウチ英語パス〜!!」

「えッ?!俺も英語出来ないよ…
どぅいう意味なんモモ??」

「世界の果てにも届きます様に…
例え世界が終わっても響きます様に…」

「決まり決まり!!
ねぇえ?!ユウ!!
モモ、ネーミングセンスあるょ!!」


正直、ミオに散々言われた後で、
複雑な気持ちだったけれど、
モモの考えたものは確かに良かった。


その日の練習は、
それで時間を潰したけれど、
僕らは満足してた。


また明日の練習の約束をして、
その日、僕らはサヨナラをした。





帰りのバスの中。


音楽を聴きながら、
後部座席で揺られ一人、想いに浸る。


「worlds end…」


世界の果てにも届きます様に…


例え世界が終わっても響きます様に…
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