Worlds end
第21章 恋
バスは定刻通りに来た。
けれどミオが定刻通りに来た事など、
まるで無い。


ほらね。
そんな事を考えていると、
ミオからのメールが届いた。

「ゴメンッ!!
予定ょり15分位遅れるかもッ!!」

僕は、

「良いよ良いよ」

なんてソレが当たり前かの様に返信する。

そんな、やり取りすらも、
僕は愛しく想えた。



誰かに話せば笑われそうな事さ。



きっと僕は、
見えない繋がりに恋してたんだ。
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