俺がお前を守ってやる

釘が刺さったと思われる左手の人差し指は

血で染まりかけていた

「はやく消毒しねェとヤべェよ」

俺は女の子を支えながら

体育館の近くの水道へ連れていった

人差し指を洗ってから

部室にもどって女の子の

手当てをしてやった

「ほらっ今度から気をつけろよ」

「あっ…はいっ…」

俺が救急箱をしまっていると

「ありがとうございますっ竜…崎…先輩ッ」

女の子が頭をさげてきた

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