等心大〜tou・sin・dai〜
ロッカールームで着替えて
店を出る。
今日は早番だったので
ちょうど夕食どき。
朝のことがあるし
まっすぐ家に帰りたくない。
ケータイを出し
友貴にメール。
『今終わったよん。
ごはん食べにいかない?』
返事はすぐきた。
友貴は意外とリチギなのだ。
『ごめん、今日残業』
小さくため息。
目の前に
スタバが見える。
とりあえず
あそこで時間つぶすか…
時間的に
待ち合わせっぽい人も多い。
ブラックのコーヒーをすすり
ちょっと人間観察。
ブラックなんて
全然かわいくないけど
私は甘ったるい飲み物が苦手。
スタバにくると
いつも思うけど
女の子はたいてい
なんとかマキアートだとか
甘いものを飲んでいる。
それか、紅茶とか。
かわいいのを
アピールしてるのか
それとも
純粋にその甘い飲み物が
好きなのか
私にはわからない。
私には
女の子らしさが
少し欠如してるのかも。
――あ。
すごい発見。
っていうか、すごい偶然。
いや、運命?
さっきの男の人がいた。
声をかけようか。
でも
私のことなんて
覚えてないかもしれないし。
でもこのチャンス逃したら
もう二度と
会えないかもしれないし。
あぁでも私
曲がりなりにも
彼氏いるし。
なんて
一人であたふたしてたら
彼と目が合ってしまった。
覚えてるかな。
もし彼が覚えてなかったら
私、
キョドッてる怪しい人じゃん。
彼が笑顔で近づいてくる。
――覚えててくれた。
私も会釈すると
「さっきはどーも、
西村さん」
「え…
なんで私の名前…」
驚いていると
彼は自分の胸を指さし
「名札。
さっきついてましたね」
「あっ名札…」
勤務中は
名札をつけていた。
でもそれを見て
きちんと覚えててくれるのは…
少し期待してる自分がいる。
店を出る。
今日は早番だったので
ちょうど夕食どき。
朝のことがあるし
まっすぐ家に帰りたくない。
ケータイを出し
友貴にメール。
『今終わったよん。
ごはん食べにいかない?』
返事はすぐきた。
友貴は意外とリチギなのだ。
『ごめん、今日残業』
小さくため息。
目の前に
スタバが見える。
とりあえず
あそこで時間つぶすか…
時間的に
待ち合わせっぽい人も多い。
ブラックのコーヒーをすすり
ちょっと人間観察。
ブラックなんて
全然かわいくないけど
私は甘ったるい飲み物が苦手。
スタバにくると
いつも思うけど
女の子はたいてい
なんとかマキアートだとか
甘いものを飲んでいる。
それか、紅茶とか。
かわいいのを
アピールしてるのか
それとも
純粋にその甘い飲み物が
好きなのか
私にはわからない。
私には
女の子らしさが
少し欠如してるのかも。
――あ。
すごい発見。
っていうか、すごい偶然。
いや、運命?
さっきの男の人がいた。
声をかけようか。
でも
私のことなんて
覚えてないかもしれないし。
でもこのチャンス逃したら
もう二度と
会えないかもしれないし。
あぁでも私
曲がりなりにも
彼氏いるし。
なんて
一人であたふたしてたら
彼と目が合ってしまった。
覚えてるかな。
もし彼が覚えてなかったら
私、
キョドッてる怪しい人じゃん。
彼が笑顔で近づいてくる。
――覚えててくれた。
私も会釈すると
「さっきはどーも、
西村さん」
「え…
なんで私の名前…」
驚いていると
彼は自分の胸を指さし
「名札。
さっきついてましたね」
「あっ名札…」
勤務中は
名札をつけていた。
でもそれを見て
きちんと覚えててくれるのは…
少し期待してる自分がいる。