幼馴染、マネージャー、恋人。
「いいんだよ…誠は今カッコイイ。バレーをしてるときより、私はカッコイイと思う」

ふっと彼が苦笑した


「冗談よせよ」


「嘘じゃない…」


「けど、お前今幸せそうでよかった」


意図的に話を変えた彼

「あ…これ」

去年のクリスマス、陽介がくれた


「私…彼氏がいる、東京に。私は地元の専門学校」


そういえば、もう新幹線の時間とっくに過ぎてるな、とか思った
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