どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて
そう言って笑った。
それから私たちは、あの日見て回るはずだった
ツリーがある場所を散歩して
ショッピングモールを見て
少しオシャレなレストランでご飯を食べた。
「えへへ、楽しかったな……っ。」
辺りはすっかり暗くなっているけれど
ショッピングモールの灯りが
外を照らしていた。
「キレイ……っ」
こんな、灯りを見るだけでも涙が出てくる。
どうしてだろう。
「心」
ぎゅっ。
ああ、分かった。
幸せだからだ。
星野くんがいる。
それだけで幸せを感じることが出来るから。