シークレット・ガーデン


突然、「ふざけんな!」と怒鳴った後、いきなり、真彩をベッドの上に押し倒し、身体の上に覆いかぶさった。


「きゃっ!」


ビックリして真彩は目を見開き、厳しい顔付きの光俊をまじまじと見つめた。


「……どうしたの?」


真彩の問いに光俊は、急に口元を引き上げ、ニヤリと笑う。


「計画変更する!
男遊びが大好きな教え子に、エッチなお仕置きをする体育教師。
いいか⁉これが大人の男の味だあ!」


そう言ったあと、光俊は真彩のセーラー服を手荒に捲り上げた。





いつもだったら、欲望を満たした光俊はさっさと下着を身につけ、後片付けもせずに寝てしまうのに。


その夜の光俊は違った。


真彩に腕枕をして、いつまでもぼんやりと天井を見ていた。


夫が寝たら、理亜が寝ている部屋に移動して、スマホに入っているはずの司のメールを読みたかったのに、この情況では、動けなかった。


ふと、ピンときた。







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