I want to Nestle up to you

何か言いたそうに首を傾げるお前にほほえんで。
後は、本能のままに。
目的のままに。
足を崩して座っているお前のももに寝ころぶ。
居心地の良い場所を見つけて息を吐いた。



あぁ、気持ちえぇ……。



体中の力が抜けていくのがわかる。


「寝るの？」


戸惑いつつも、
くすぐったいのか、くすくす笑いながら、
俺の髪を優しくなでていたお前が問う。
体の力が抜けたことで、瞬時に眠気が襲ってくる。

「うん」


「枕、持ってきてあげよっか？」



……そんなもんがお前の変わりになんてなるはずないやろ。