beautiful love ★ 俺様boyと天然girl
木南さんが転校してきてから、数日が経った。
最初こそ珍しい転校生ということでみんなから注目されていたけれど、数日もすれば、木南さんが教室にいることも少しずつ当たり前になっていった。
頭が良くて、授業中に先生から当てられてもほとんど迷うことなく答える。
休み時間には女の子たちに囲まれていることも多くて、男子から話しかけられているところも何度か見かけた。
でも、誰に対しても落ち着いていて、必要以上に騒いだりするような子ではなかった。
「木南って、なんか大人っぽいよな」
休み時間。
近くにいた宗太が、木南さんの方を見ながらそんなことを言った。
「分かる。私たちと同い年に見えないよね」
「水乃が子どもっぽいだけじゃね?」
「えっ!?」
「ははっ、冗談」
「もう!」
笑いながら宗太の腕を軽く叩く。
そんな私たちの声が聞こえたのか、少し離れたところにいた木南さんがこちらを見た。
一瞬目が合って。
木南さんが、ふっと笑う。
「あ……」
私もつられて笑い返した。
まだちゃんと話したことはほとんどないけれど、思っていたより話しやすそうな子なのかもしれない。
そんなことを思いながら、何気なく早手の方を見る。
「…………」
早手は机に頬杖をついたまま、慎と真澄と何かを話していた。
木南さんが転校してきてからも、早手は本当に何も変わらない。
クラスの男子たちが木南さんの話をしていても、特に興味を示すこともなかった。
だから私も。
この時はまだ、何も気にしていなかった。
最初こそ珍しい転校生ということでみんなから注目されていたけれど、数日もすれば、木南さんが教室にいることも少しずつ当たり前になっていった。
頭が良くて、授業中に先生から当てられてもほとんど迷うことなく答える。
休み時間には女の子たちに囲まれていることも多くて、男子から話しかけられているところも何度か見かけた。
でも、誰に対しても落ち着いていて、必要以上に騒いだりするような子ではなかった。
「木南って、なんか大人っぽいよな」
休み時間。
近くにいた宗太が、木南さんの方を見ながらそんなことを言った。
「分かる。私たちと同い年に見えないよね」
「水乃が子どもっぽいだけじゃね?」
「えっ!?」
「ははっ、冗談」
「もう!」
笑いながら宗太の腕を軽く叩く。
そんな私たちの声が聞こえたのか、少し離れたところにいた木南さんがこちらを見た。
一瞬目が合って。
木南さんが、ふっと笑う。
「あ……」
私もつられて笑い返した。
まだちゃんと話したことはほとんどないけれど、思っていたより話しやすそうな子なのかもしれない。
そんなことを思いながら、何気なく早手の方を見る。
「…………」
早手は机に頬杖をついたまま、慎と真澄と何かを話していた。
木南さんが転校してきてからも、早手は本当に何も変わらない。
クラスの男子たちが木南さんの話をしていても、特に興味を示すこともなかった。
だから私も。
この時はまだ、何も気にしていなかった。