感想ノート

  • 続きです。


    長々とかなり生意気に語り散らしていますが、本当にあくまで、私個人としての意見なので、ふーんくらいに聞き流していただけると幸いでごさいます(*^^*)書き手としては直木様の足下にも及ばないクズ野郎なので、本当に気にしないでください。ただ、アドバイスのトピに書き込みされていたので、こういう感想の方がいいのかなと思って、少し頑張って自分なりに解釈してみただけです!

    直木様の作品なので、直木様が一番よく分かっていて、直木様なりのやり方、表現の仕方があるのは重々承知です。その上での戯れ言なので、どうかお許しくださいませ。ただ、少しでも力になれたらと思い、書かせていただきました…

    本当に生意気言ってすみませんでした。読まれましたら即削除で結構でございますm(_ _)m

    素晴らしい作品、まことにありがとうございました(^^)

    椿 紗蓮 2013/09/23 04:00

  • 続きです。

    主人公の死については、何かしらの意図があることなのか、ちょっと推し量ることができなかったので(私の力不足です)、死の設定を取り払った方がこの作品に込められた作者様の思いはより強められるのではないかなぁ…なんて勝手に妄想しただけの話です。不快なご気分にさせてしまっていたらまことに申し訳ございません。

    あとそれから、最後の先生?の言葉でしょうか?命=時間にはどのような意味が込められているのか分からなかったです。便利な世の中では時間の価値さえ失われ、それにともなって命まで軽んじられるものとなってしまっているということでしょうか?この作品のメッセージとの噛み合わせ方がうまくいかなかった台詞でしたので少し気になりました。もしかして、この台詞が主人公の死の設定と関係があるのでしょうか?だとしたらその設定は物語の柱で絶対に外せないものなのでしょうか?もしそうであるならば先程の文章はスルーしてください。すみません。

    とても深い内容だったので、自分の中での解釈も正直ぼやーっとしていて申し訳ないのですが、物語全体として少し締まりがないように感じました。あえて締めずに読者に対して解釈の幅を広げてやるという手法もあるかと思いますが、主人公がタイムスリップするまでの強引な運びに気を取られてしまって、ぼやっとしたまま物語が終わってしまったというような印象を受けます。あとがきの方でメールやパソコンなどをあえて入れなかったと書かれていましたが、和歌の課題を出されたシーンと、先生との別れのシーンの間に、そういったアナログなツール(和歌)に対比させた、デジタルなツールでのエピソードがあれば、全体の印象が締まるのではないかと思いました。そんなに大きなエピソードではなくて、パソコンがあったけど使う気になれなかったとかそういう些細な一文でいいと思います…

    椿 紗蓮 2013/09/23 03:51

  • 続きです。

    モノはモノでも、そこに宿る記憶が重要で、そこに価値があり、ただそこに存在しているだけのモノは、同じモノでも、自分の中の価値あるそれではない。便利な世の中には、モノ(曲や絵など)がいくらでも溢れていて、いつでもどこでも手に入る。だからそのモノに対する思い入れ、記憶も必然的に軽く、薄っぺらいものになってしまう。そこで起きてしまうのが価値観の崩壊で、作者様はそのことに警鐘を鳴らしていらっしゃるんですよね…?(見当違いならすみません)

    先生から与えられた和歌もきっと、そのモノだけに価値があったわけではなく、その意味を一生懸命調べ考えた思い出、その和歌をきっかけとした先生との別れの思い出など、そういった記憶があってこそ、それは主人公にとって価値あるものとなり得たのだと思います。しかし、そのことを伝えようとするならば、物語の始まりが主人公の死ではく、何か別の形での始まり方がよかったのではないかなと思いました。そうすればラスト、現代に戻って、こんな世の中だけれどこんな不便な生き方もできるみたいな描写をさりげなく入れることができたのではという気が致しました。それから冒頭の部分で便利すぎる世の中に少し疲れているみたいな具体的な描写を交えると、先生の台詞もより生きてくるのではないかと思います。

    椿 紗蓮 2013/09/23 03:42

  • はじめまして、椿紗蓮と申しますm(_ _)m

    BBSの方から、こちらの作品にたどり着きました。1人の読み手としての率直な感想を書かせていただきます。感じたままの意見なので、言葉や解釈に多々、不適切な点あるかと思いますが、どうかお許しください。(読み終えられましたら、この書き込みは削除してくださっても構いません)

    さて、ジャンルが決まらないとのことでしたが、【その他】でいいのではないかと私は思いました。作者様が一番伝えたいことは恋人達の別れの切なさにではなく、目まぐるしいスピードで便利になっていく世の中に対する警告にあると感じたためです。【恋愛】というジャンルで語れないこともないですが、やはり物語の趣旨は【その他】というジャンルでしかくくれないのではないかと思います。ですが、所詮はジャンルといいますか、沢山の方に読んでもらうことを重要視するなら【恋愛】にしておくのが無難だとも言えます。ジャンル別ランクに入ることを目指すなら【その他】にしておく方が賢明です。要は物語の内容を見るか、このサイトのシステム、動向を見るか、ということだと思います。

    次に、内容についての感想を述べさせていただきます(`・ω・´)

    この作品を読み終えて、一言で言えば、深いなぁという感想を私は抱きました。利便性を求める現代の社会で見落とされているもの、それをどんな形で取り戻していくべきか。そういうことが語られているのだなと解釈させていただきました。

    先生からの和歌の課題は、『意思伝達というものは決して簡単なことではなく、自分の頭で考えて、動き、伝えることで見えてくるものだ』というメッセージが込められているように感じられました。現代の社会ではそこにインターネットやメールなどの便利な道具が介在していて、コミュニケーションに伴う身体性が軽視されている。そういった便利道具の対比として和歌を持ってくるあたり、ハイセンスだなぁと思いました。

    ヒサカちゃんはどんどん便利になってコミュニケーションがとりやすい世の中になったはずなのに、卒業とともに連絡を取らなくなり、関係が途絶えたということが、やはり実際に会って対話するということと、 メールなどの道具を介しての気持ちの伝達との違いが何かあることを暗示している描写なのかなと思いました。

    椿 紗蓮 2013/09/23 03:36

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