初恋   ~友達から恋人へ~
私はすぐに 私を選んで欲しかった
でも 選んでくれなかった




私が彼女だって思ってたのに
違ったの?




「境君 はっきりして!」




もう これ以上我慢できない
涙がこぼれ落ちそうだよ




「ここで 言う事じゃない。」




何かが崩れ落ちた




「もう    ・・・いい。」




「え?」




優子を連れて歩き出した
彼が私を呼んでいた




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