初恋   ~友達から恋人へ~
たまに彼のクラスに行くようになった
彼も来てくれる




少しは彼女らしくなったかな?
そう思ってた




何時もみたいに騒いでる私達
今は鬼ごっこ!



人数も増え6人でやっている
教室を飛び出し廊下へ




彼が前に居たとも気付かずに
・・・・



突然腕を引っ張られ
動けなくなる




「境君!」



「楽しそうだな。」



「うん。今 鬼ごっこしてるの。」




これが彼の合図だったのかもしれない
自分の事しか考えず




彼の寂しそうな顔を見逃していた
私はバカだ




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