私の彼氏は中国人留学生
全て自分の行動が招いた結果、自業自得だとは分かっていても、心の中では必死に誰かに助けを求めていた。


誰も私を助けられないのは分かってる。
彼じゃないと、暁明じゃないと。


暁明.....。
会いたいと言えばすぐにきてくれて、優しく抱きしめてくれた暁明はもういないんだ。


もう二度と触れられないし、抱き合うこともできない。

もう二度と、もう二度と......。





「......美月?」



うずくまって泣き続けていると、誰かが私を呼ぶ声が聞こえて頭を上げる。



「かおり......」


「どうしたの?大丈夫?」


「かおりっ......、私......私ね、カップラーメン買えなかった......。
一人じゃ、カップラーメン、さえ......」



私の目線に合わせるようにかおりはしゃがみこんで、そして優しくどうしたのと尋ねられて、それにすごく安心して。

どうしてここにいるの、と聞く前に、かおりにとっては訳の分からないことを必死で訴える。
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