俺の彼女は変態です
深呼吸の意味が分からずすぐに先輩がいるというリビングの扉を開いた。



「…………どうも」





一言声をかけた。
一年前まで見覚えのある変わらない腹の立つ背中があった。






「お前か」




「っ、!」







ギロ。



それはもう敵というか獲物というか。
鋭い目付きで睨まれる。
あれ、この先輩こんな顔してたっけか。
















「お、」






「お前か、



俺のゆりたんを奪ったのはァァァァアアアアアアア!!!!!」









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