私、恋愛初心者なんですが。


俺は驚きすぎて目を見開く

確かに俺は告白されても、まだ女に興味がなく
そういう事には少し疎い方だった

そして勝手にNOと受け取ったのか
次の瞬間ソファーへ押し倒された


「ねぇ……南朋くん…
私、あなたの事好きになってしまったの……

本当は少し気づいていたんでしょう?」


「……はっ?

……あの退いてください。」


「……いや。」


「仮にも父さんの妻ですよね?
初めから金目当てだったんですか?」

「ううん、最初は違ったの。
でもね、段々和重さんよりあなたの事が……」

「……あんた、何言ってんだよ。
いい加減にーーー」


いい加減にしろ、と言ったはずの俺の口と
千秋さんの唇が重なっていた


それが俺のファーストキス

その瞬間、今まで無理に母と思いながら接していた、この女がたまらなく下劣で気持ち悪く思えてくる








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