ほっといて

だけど彼は顔をあげ、口を開いた。


「どうしてそんなことを頼むんだ?

なぜそんなに死に対する恐怖はないんだよ??


ここからいなくなることに、何で喜びを見いだすんだよ!!」



初めて彼が声を荒げ、私に説教をした。


だけど私は一歩も引き下がらない。


余裕に答えてやった。

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