ほっといて

「何してんだよ?って…

わかんない?

ここにいて、しかも危険を省みてないんだからさ…


自殺に決まってんでしょ!」



そう言った瞬間彼は驚いた表情をした。


それと同時に私の両手を引き、柵から遠ざけた。



私の手を触ってか、「おわっ」なんて、小さな声を出しすぐに離した。





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