パツ子と甘えん坊くん。
芦倉 真琴(あしくら まこと)16歳。
身長182とデカい、しかも何気にイケメン。
そんな奴はあたしの彼氏。
『小夏が好きだ。俺と付き合ってくれる?』
告白されて約一年。
毎朝こうして一緒に登校してる。
真琴はバスケ部で、背がデカくてバスケも上手くて、当然スタメン。
だから朝練には毎日参加してる。
あたしはバスケのことはよくわかんないけど、真琴が見てて欲しいって言うから毎日朝練を体育館の隅で見学してる。
真琴に見てて欲しいって優しい声で言われた時は、心臓がうるさくなって身体中の血が沸騰して死ぬかと思った。
早起きは苦手なあたしだけど、真琴のためなら頑張れる。
「小夏?何笑ってるの?」