彼氏はお兄さん！？

～そして本番～



「いらっしゃいませ～☆」



なんと、絶好調っ☆☆



「朱里のおかげで結構男子来てるよーーーっ！」



さっきから背中をバシバシたたくマリア。



痛いってそこ。骨ですよ。


「でも、健也目当てもいっぱいだわ、こりゃ。」



「いらっしゃいませー。」



私目当て（？）もいるらしいけど、さっきから健也がもてて、もてて。



あれ？健也何処行くんだろ？


「健也何処行くんだろうね？？マリア？」



「気になるんだったら、付いてけば？」



「べっべつにっ！気になんか・・・・・。」


気になんか・・・・・・。



「～～～ッやっぱいって来るっ！！」


健也何処いくの？！


「ったく。セワ焼かせるんだから。」


なんてマリアがいったなんて、朱里は思いもしなかった。