イケメンの顔面踏んづけた結果。




「…おいブス。
お前萩野さんと何話してたんだよ」



撮影が終わり、迎えに来ていた菊池さんの車に乗り込む。


今から行けば午後の授業には十分間に合う時間だ。



「…別に?」


なんとなくはぐらかすと、新藤慧の眉間に深い皺が寄る。



「あ?隠すようなことなのかよ」


「うっさいな、なんでもいいでしょ!」


「…お前…俺に向かってよくそんな事が言えるな」


「はぁ?あんた自分がどんだけ偉いつもりなの?バッカみたい」


「あ゛!?」



声を荒げる新藤慧。



やばいマジでキレるのか!?激おこプンプン丸なのか!?と思った瞬間、フッと力を抜くように笑った奴。




……え!?



「やっぱ変な女」



新藤慧がゆっくりとあたしに向かって手をのばし。



「痛!!!!」




デコピン。



また!?




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