イケメンの顔面踏んづけた結果。





「は?なんだよ嫌なのかよ」



眉間に皺を寄せ、不機嫌そうな新藤慧。



「嫌だよ!!

あんたが頼めばそんなの出てくれる女子いくらでもいるでしょ?
他の子に頼んでよ」



「奴隷はお前だけだろ」




当たり前のようにそう言うけど。




きゃー♪となぜか頬を赤くするきみちんがホントに謎だ。




「っとにかく嫌!」




何で聖なるクリスマスをコイツと過ごさなきゃいけないの?



「じゃー決定な」



おい。




「あんた人の話「言っとくけどお前に拒否権ねぇから。これは決定事項だ。じゃーなブス」





一方的にそう言って、新藤慧はスタスタと教室を出て行ってしまった。





なんて自分勝手なの!?












< 41 / 290 >

この作品をシェア

pagetop