イケメンの顔面踏んづけた結果。
「は?なんだよ嫌なのかよ」
眉間に皺を寄せ、不機嫌そうな新藤慧。
「嫌だよ!!
あんたが頼めばそんなの出てくれる女子いくらでもいるでしょ?
他の子に頼んでよ」
「奴隷はお前だけだろ」
当たり前のようにそう言うけど。
きゃー♪となぜか頬を赤くするきみちんがホントに謎だ。
「っとにかく嫌!」
何で聖なるクリスマスをコイツと過ごさなきゃいけないの?
「じゃー決定な」
おい。
「あんた人の話「言っとくけどお前に拒否権ねぇから。これは決定事項だ。じゃーなブス」
一方的にそう言って、新藤慧はスタスタと教室を出て行ってしまった。
なんて自分勝手なの!?