緋色の姫は族の一員でした。
「せーんせっ。
あきらの隣空いてますよー。」


そう言って手をあげる、1人の女の子。


ちょ、なに!!!?


びっじーーーん!!!




「おう、そだな。おい、緋羽。
あいつの隣行け!!」


「えー、いいなぁ!あきらー」


「だろう?」


「変われ、かわれぃーー!!」


「やだねんっっ」




ちょ、そのあきらさん??


かなり美人.........だけどさ。
ちょっとチャラ......




そう思って周りを見渡す。



なるほど、あきらさん全然マシな部類ですね。






俺はあきらさんの隣の席にカバンをおく。



「よろしくー、えぇっと......」


まあそんな一瞬で名前覚えるわけないか。



「緋羽。緋羽って呼んで!!」



「おっけぃ、緋羽!!
俺は楠木 暁楽。暁に楽しいな!!」



おう、結構男らしい喋り方だなぁ。


ってか、俺と一緒で俺っ子なんだ。




「よろしく、暁楽」



そう言うと、笑ってくれたあきらは本当に綺麗だった。
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