片想いのカタチ *短編集*
* * *
それから、健人は毎日チョコをくれる。
「はい。今日は、ホワイトチョコ」
「ありがとう!」
健人に渡されて、すぐに食べた。
「……あれー?」
「ん、どうかしたか?」
健人から貰ったホワイトチョコは、甘いはずなのに何故かほろ苦かった。
「な、なんでもないよ」
苦いなんて言えるはずなくて、笑ってごまかした。
「明日は、何のチョコにしよっか?」
健人は、腕を組んで考えている。