片想いのカタチ *短編集*
「え、あ、え…?」
頬から先生の冷たい体温が伝わってきた。先生の手の冷たさにドキッとした。
「熱いな。うーん、熱でもあるのかな?」
右手を私のおでこに、左手を自分のおでこに当てて、体温を比べた。
「わからないなぁ……」
そして、先生の顔が近づいてきた。
次の瞬間、先生はおでこを私のおでこにくっつけた。
「せ、先生、私は大丈夫だよ!この通り元気だし」
「でも、体温高いし顔も赤いよ」
先生は、何かを考えながらそう呟いた。