再愛 ーサイアイー
自分でも自覚している様子の瑠衣。
「この前、美幸と結婚の約束しただろ。
そうしたら、美幸を今まで以上に大切にしてやりたくなったんだ。」
嬉しい……けど、それがどうしたら、甘々瑠衣に変わるの?
「つまり、美幸が大好きだってこと。」
うーん。
納得いくような、いかないような。
もうすぐ、瑠衣の家に来てから2時間になる。
瑠衣は、私を胡座の上に乗せ、後ろから抱きしめながら、2人でWiiをしていた。
「美幸……昼ご飯を作ってくれる?」
「うん。わかった。」
実は私、料理が結構得意。
中学生の時から、半分は一人暮らしのような感じだったから。
「何がいい?」
「オムライス。」