再愛 ーサイアイー
瑠衣の部屋に行くと、瑠衣はDVDをテレビにセットして、カーテンを閉めた。
「美幸、電気消して。」
「う、うん。」
テレビを見るのに、電気を消す必要があるのかな?
と思いつつも、映画だし、消した方が見やすいかな、と思い電気を消した。
「美幸、おいで。」
瑠衣がホットカーペットに座り、膝を叩いた。
「ん?」
「美幸は、ここに座るだろ?」
……どうやら、瑠衣の中では当たり前ことのようだ。
照れながらも、瑠衣の膝の上に座ると、瑠衣は後ろから私を抱きしめた。
「じゃあ、再生するぞ?」
「うん。」