ゴッドネス・ティア
「ぃってえなっ!何すんだっ!!」
「あんた血ぃでてるでしょ、見学でもしてな」
あまりの痛みと苛立ちに切られたことも忘れ、サロナに向かって立ち上がった。
だが、すぐに膝を着く。
そんな華蓮にサロナは一言浴びせたのだった。
「何を…っぃで!!」
国王騎士である自分が寝ているわけにはいかないと再度立ち上がり、敵に立ち向かおうとした。
と同時に頭に軽い痛みが走り、直ぐさま崩れ落ちる。
激痛というほどではない痛みだが、今の華蓮には荷が重すぎた。
パコッという耳に優しい音。
華蓮は顔を引きつらせながら、自分の頭を殴ったであろう人物を見上げた。
いつもは表情を緩めに緩ませてニヘ〜と馬鹿っぽく微笑んでいるというのに今回はそれを微塵も思わせない。
確かに微笑んではいるのだが緩くはなく、どこか引き締まったような……。
それはまだいい。
………目が笑ってないのですが。
背後に暗い陰がさし、それはなんとも恐ろしい。
「ル…ル・メイ…?」
恐怖を隠しきれていない苦笑いで人物を見上げる。
だがル・メイは、ふざけんじゃねぇとでも言うように笑みを消し去った。
華蓮がル・メイに初めて恐怖を感じた瞬間だった。
「あんた血ぃでてるでしょ、見学でもしてな」
あまりの痛みと苛立ちに切られたことも忘れ、サロナに向かって立ち上がった。
だが、すぐに膝を着く。
そんな華蓮にサロナは一言浴びせたのだった。
「何を…っぃで!!」
国王騎士である自分が寝ているわけにはいかないと再度立ち上がり、敵に立ち向かおうとした。
と同時に頭に軽い痛みが走り、直ぐさま崩れ落ちる。
激痛というほどではない痛みだが、今の華蓮には荷が重すぎた。
パコッという耳に優しい音。
華蓮は顔を引きつらせながら、自分の頭を殴ったであろう人物を見上げた。
いつもは表情を緩めに緩ませてニヘ〜と馬鹿っぽく微笑んでいるというのに今回はそれを微塵も思わせない。
確かに微笑んではいるのだが緩くはなく、どこか引き締まったような……。
それはまだいい。
………目が笑ってないのですが。
背後に暗い陰がさし、それはなんとも恐ろしい。
「ル…ル・メイ…?」
恐怖を隠しきれていない苦笑いで人物を見上げる。
だがル・メイは、ふざけんじゃねぇとでも言うように笑みを消し去った。
華蓮がル・メイに初めて恐怖を感じた瞬間だった。