君と過ごした嘘つき時間
プロローグ




人生ノートは、全てが埋まりきっていた。



しかし………



あの時君の唇が一つ嘘をついた。



貴方と過ごした時間全てが



君によって作られた嘘つき時間ならば



その空白になったページを埋めるには



貴方だけしか、埋められない。



私の人生ノートに…



君のいないページなんかない。



貴方は私の運命の人でした。


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