君と過ごした嘘つき時間
Chapter 1

通学時間

─────ジリリリリリリ…ガシャンッ!!!



「うるさい」


目覚ましを乱暴に止めると
私は再度もう一眠り………。


── 数分後


「ふぁぁあああ〜〜〜。」

起きた途端に大きなあくび。

カーテンの隙間から差し込む光が
いつもに比べると
とても、明るく眩しいかった

………ことに気づいた時にはもう手遅れで。

「キャーーーー Σ」

寝坊した事に気付いて、
フルスピードの勢いで
慌てて制服に着替える。
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