君と過ごした嘘つき時間





家への帰り道…。
歩きだった私達は、
分かれ道で手を振った。


それぞれの道を歩む為に…。


別れというもの
辛いものかもしれないけど


ココからがまた、新しい始まりなんだ…って


そう思ったら、自然とワクワクしちゃって。


今日という日は
笑顔で迎えた最高の卒業式だった。






侑華と、あっつーの写真を思い出す。

いつか自分も
好きな人と結ばれると良いなって

侑華も、同じ事を考えていたなんて

当たり前かもしれないけど…

私は…知らなかった。
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