【完】お人好しな彼に、恋をしました。
え、私種梨くんにS大目指してるなんて話したっけ?
「…どうして、知ってるの?私がS大受けたいって思ってること」
「え!?」
バサバサバサッ
棚から大量の紙の束が落ちてきた。
「だ、大丈夫!?」
「あ、うん。拾ってくれてありがとう」
彼が咳払いをして話しはじめる。
「いや、その4月にさ予約してた本取りに行った時に、偶然聞いちゃって……
その、全然聞くつもりとかなかったんだけど…」
まぁ、そういや私叫んでたもんね。
どうしても行きたいとか何とか。